無線 LAN アクセスポイントの更新
2012-08-12


うちの無線 LAN 環境は居間にある PC がたまに接続が切れる以外、今のところ大きなトラブルはない。速度マニアでもないので速度も特別大きな不満もない。であれば買い換えるほどでもないのは確かだ。

一番不満があると言えば冒頭の PC の接続がたまに切れるようになったことだ。最近までそういうことはなかった。
以前使用していたアクセスポイントは iPod touch の接続になかなか成功せず、成功してもすぐ失敗するので、思い切って買い換えることにしたものだ。それは 11g が出始めた頃に購入したものだったように記憶している。

ただ、現在使用しているアクセスポイントにしてもそろそろ四年になる筈だし、居間の PC もそろそろ買い替え時期に近付いている。次の PC は 11n の 5 GHz 帯が使えるのがよかろうと思うのと春に購入した iPad がすでに 5 GHz の 11n に対応しているので、そういうデバイスを 5 GHz アクセスに変更すると 11g のアクセスに余裕ができるだろうという思惑もある。

というようなわけで暫く前から検討していた。
これまでずっと Buffalo のアクセスポイントを使ってきた。たまたまウェブで見た記事は NEC の評価が高かったので、今回は他社のも検討して見た。ただ、人によっては電波が弱いなどあまり評価していない人もおり、どこがいいのかわからなくなった。設定についてもいろいろ評価が分かれていた。取扱説明書の評価の低かったメーカは除外し、人気のないメーカも除外すると NEC と Baffalo になってしまった。さんざん迷った揚句、わが家では実績のある Buffalo にした。

最終的には接続できてうまくいっているが、ガイドは AOSS を前提に記載しているし、ダウンロードしたマニュアルも中途半端な説明で駄目だ。何も考えない初心者にはいいかもしれないが、すでにネットワークが構築してあって、無線部分だけうち用にカスタマイズして更新するような場合、取扱説明書が役に立たないというのは取扱説明書としての機能を果たしていない。

そういうようなわけで、かんたんセットアップをそのまま実行するつもりはないわが家では、適当にセットアップをアレンジして実施する。うまくいったように見えてそうではないということになった。

上にも書いたが、無線アクセスポイントだけの更新なので「プロバイダに接続して」などという部分はうちには無関係だから、そこは無視した手順にしてみた。認識して接続できるようにも見えるが、うまくいかない。仕方がないので設定を初期化してルータに繋がっている経路の LAN ケーブルを INTERNET と記された有線ポートに接続し、プロバイダの設定をするところからやるつもりでやってみたらうまくいった。ルータ機能は必要ないので、その時点でルータを切る設定に変更し、アクセスポイントの IP アドレスがころころ変るのは厭なので、アクセスポイントの IP アドレスを固定に設定する。

次は SSID の変更である。デフォルトで何がしかの文字列が設定されているが、あれをそのままにしているとメーカなんかがわかるのでセキュリティ上よくないという話を聞いたことがあるので変更してみた。意味不明な文字列の羅列が面白くないというのもある。AOSS だと初期設定の SSID で設定したので、これを変更するとまたうまく接続できなくなった。結局ここをカスタマイズすると AOSS が使えなくなるようだ。これまでうちで AOSS が役に立たなかった理由が初めてわかった。SSID を変更しても AOSS が使えるようにしておけ、Buffalo め。そういうことが書かれている気配がないので取扱説明書は欠陥品である。初期パスワードがなかなかわからず、カスタマイズした SSID で接続できるようにするのに多少難儀したが、それがわかったので後は一気にクライアント側の設定をやり直して完了。


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