2011-06-21
2月27日に書いているが、その頃から Brompton が気になっていたようだ。漸く今日購入。
KHS はハンドルがぐらぐらして入院している。戻ってきても誰かに譲るか売るつもりだ。ただ、KHS が駄目かというとそんなことはなく、よく走るいい自転車だし、コストパフォーマンスもいい。ただ、私のニーズに一致しなかっただけだ。この自転車を買ったときは、とりあえず折りたたみ自転車が欲しかっただけだ。何を買っても同じとまでは言わないにしても、自分で何が欲しいかよくわかっていなかった。
輪行したり、車に積んだり、相生で乗ったりして少しは私の用途がわかってきたのだろう。
前にも書いたように電車に邪魔にならずに載せられるということは大きなポイントだ。実際に今日載せてみたが、まだ大きい。それでも KHS よりはコンパクトだし、自立してくれる。畳むときの簡単さもポイントである。KHS は折れるが、折ったらストラップで纏めなければばらけてしまう。多くの折りたたみ自転車はそうだろう。Brompton は後輪を畳んだ時点から自立する。さらにフレームを折った前輪部分もチェーンステーで固定できるし、さらにハンドルを折ったらハンドルの下の部分と固定される仕組も用意されている。サドルを下げると折りたたんだ状態で本体が固定されるので、振ってもばらけることはない。
今日、店にいるときに別のお客が Brompton を取りに来た。その人が畳まれた Brompton を展開するのを見たが、見事なものだった。他の折りたたみ自転車だとああいうようにはいかない。
Brompton は KHS を買ったときにすでに知っていた。そのときの印象はあまりよく憶えていないが、おそらく以下のような不満があったのだろう。
・高い
・変速が少ない
私の KHS の 3倍ほどの価格で 3速しかないのだから、走らないのは自明だ。そんなような理由であまり興味がなかったのかもしれない。
普段 KHS に乗る機会はあまりなかったが、去年の相生の単身赴任のときに KHS を持ち込んだことで、私にとって折りたたみ自転車はどうあるべきかということがわかってきたのかもしれない。
部屋で保管していたが畳まず、そのまま玄関に置いていた。畳むと安定しなくなること、ばらけることなどがその理由だ。畳むのは車に載せるときか家に持って帰るときだけだった。ホームセンターで売っている折りたたむことは一応できる自転車ほど重たくはないが、畳むときのいろいろの面倒を考えると、まともな折りたたみ自転車の大半も「一応」折りたためる自転車なのかもしれない。それらはよく走る、あるいは小さいというようなことに主眼が置かれているのだと思う。
走れるのに越したことはないが、折りたたみ性能を重視すると Brompton のような自転車を選択する必要が出てくるのだろう。これで軽いと嬉しいのだが、KHS と同じような重さだ。まあこれについては KHS を経験しているので、それほど苦にはならず、コンパクトな分扱いやすいということもあって KHS よりは評価している。
10 km 程度走った感じでしか言えないが、走る自転車ではない。しかしそれが特別な不満には思えない。3速についても今のところは大きな不満はない。ただ、そのうち不満になるかもしれない。シフターの感触がよくないのはすでに気になっている。
一番気になっているのはグリップだ。
今回購入する際にキャリアを付けたり、ローラーを交換したが、次のカスタマイズはグリップだろう。
今日は店からそのまま尼崎に行き、通勤経路の確認をした。明日は実際に Brompton で通勤してみようと考えている。
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