むずむず脚症候群
2010-05-29


最近何かとむずむず脚症候群というのが話題になっているらしい。

そういう私も実はむずむず脚症候群の気がある。比較的症状は軽い。症状の酷い人の中には脚の中に手を突っ込んで掻き回したいとか脚を切りたいという人もいるようだ。私の場合、そういう人らの気持ちまでわかるほど症状が重くない。名前のように睡眠中に膝から下の脚がむずむずすることがある程度である。寝ているときに脚を動かしていることもあるらしい。稀にむずむずして眠り辛いことはあるという程度である。ただ、もともと質のいい睡眠が取れているわけではなく、その原因がこの病気に起因しているとも限らないので、もっときちんと治療するなり処置することで眠りの質が改善されるのかもしれない。

私の場合、数年前に一時期睡眠外来に通院していたことがあり、そのときの検査で若干その気があるらしいと言われていたこともあり、診断歴としては症状が軽いことも相俟ってかなり幸運な患者である。患者の中には睡眠系診療科にかかる必要があるのに、それがわからないためいろんな科を受信して一向に症状が改善されないばかりか、無関係な薬を処方され、事態が悪化しているという不幸な例も多いらしい。
私の不眠は酷い人からすればまだましな方のように思われる。最初に担当してもらった先生は丁寧に話を訊いてくださったものだが、その先生が病院に来なくなったため、病院の先生が担当することになってからは扱いが適当というか、もっと症状の酷い患者がいくらでもいるのだからというような感じでささっとしか診察してくれなかった。尤も最初の先生がそういう症状の軽い患者にも熱心に診察していたためにその病院から辞めさせられた可能性がないとはいえない。患者からするといい先生だったので、残念である。先生は国立大学から非常勤で来ていたので、職自体を失ったわけではないと思う。通院していた頃に NHK の番組に専門のナルコレプシイの解説のために出演されたことがあった。普段の先生とは違って硬くなっていたのが印象に残っている。

話が逸れたが、私の場合、脚がむずむずする場合、脚の三里附近の押えて痛いところに灸をすえることでむずむずが改善することがある。この病気を取り上げていた番組でもマッサージが効果的である場合もあるということだったので、やいともそういう意味で効果があるのかもしれない。病院にかかっていない人でむずむず脚症候群の症状がある人は灸を饐えることで改善できるかもしれない。副作用があるわけではないだろうから、騙されたと思ってやってみてもいいだろう。
私が通院していた当時は治療法がないと言われていた。灸については私の担当だった先生にも伝えてあるので、もしかすると他の患者さんにも役に立っているかもしれない。

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